solaの雫

今コノ時コノ場所カラ

天国に涙はいらない

初めて人の死に顔を見た

今でも「おはよう」と言って、起きてきそうなぐらい普通の寝顔だった

でも、顔を触るとひんやりとしてた

末期ガンで、もう一ヶ月もないだろうといわれていて、とうとう今日の朝に逝ってしまわれた

ずっと寝たきりで、昨日いきなりの吐血

それが落ち着いたところで、手を握り締めながら二言三言会話した。

これが最後の会話

思いのほか力強く握り締めてきた

こっちが痛いと思うほどに・・・

早朝、気づいたときにはもう息はしてなかった

もう力強く握ってくれることはない

あんなにも強かったのに・・・

お坊さんを自宅に呼んでお経してもらった後、改めてばあちゃんの顔を見たら

さっきより穏やかな顔になったように感じた

じいちゃんが迎えに来てくれたのか、天国にいけたのかはわからない

でも、そうだといいな

一週間前に、じいちゃんの33回忌ができて本当に良かった

ばあちゃんも、それだけはしたいって言ってたもんね

俺と最後の会話をしたとき、ばあちゃんの目から涙が流れた

なぜ泣いていたのかはわからない

この意味はいずれわかるのかもしれないし、わからないかもしれない

死期を悟っていたからかもしれないな

俺は明日から家を離れるから、通夜や告別式には出られない

本当にごめん。今度帰ったときに挨拶するからね。

あと、約束も守るよ

ばあちゃんは戦ったね。痛い痛いといって最後まで

だから、次は俺の番

俺は俺の場所で戦うよ

だから、じいちゃんと一緒に天国で見守っていてください

ばあちゃんの息子、娘、その家族を・・・

できれば俺も見守ってくれると嬉しいなw

じいちゃんに会えるといいね

泣かないで笑って送り出すよ

涙なんかいらない

ばあちゃん、いってらっしゃい

そして、ありがとう

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この空の向こうに・・・

以前から言ってたように、この記事を最後に一度このブログは休止いたします

真に勝手なことではありますが、申し訳ございません。

コメントを毎回おくってくださった、高城様、よしよし様、本当にありがとうございます。

コメントをつけていただいたおかげで、今日まで続けれました

再開のめどは立ってはいませんが、もしかしたら別のブログにて登場するかもしれません

その際はどうかよろしくお願いいたします

では、私は私の戦場でがんばってきます

~ナツルより~