やっと手に入れた
~ドラクエの戦闘風にお送りいたします~
ナツルの前に卒業検定が現れた
ナツルはウィンカーをつけ忘れたりで減点され涙目になったが、完走した
卒業検定を倒した
テレレテッテレー
ナツルはガッツポーズをした
指導教員が妙に優しくなった
全免書類を手に入れた
次の日、最後のボス(学科)がいる城「試験城」に行くことを決心した
途中、不意打ちをされた(印鑑忘れた)ので一度家にセーブと回復しに戻った
「試験城」到達
だが、ナツルは全免書類を持っていたのでボスとは関係なく宝箱(免許証)がいただけるはずだった
順調に奥まで進んでいたが、ここで痛恨の一撃
最弱と思われた女性職員モンスターが満面の笑みで、
「それでは免許証の交付は4時間半後になります」
ナツルは愕然とする 足が震えきてたぜ
ボス(学科)と思われてたのは実は中ボスで、本当のラスボスは時間だったことを知った
ここで作戦を変更する
「ガンガンいこうぜ」でなく、「いのちを大事に」だ
寝たり、ご飯食べたり、ボーっとして4時間半を過ごさなければならないからな。
試験城の周りは宿屋(コンビニ)武器屋(ちょっとした店)もなにもない、あるのは草がボウボウと生えてる土地と無駄に広い駐車場だけだ。
そして待つ人がたくさんいるのに、なぜかベンチが異常に少ない・・・一部ではベンチ争奪戦が繰り広げられている。
座っている→職員に呼ばれる→20秒→座られてた うわーい^q^
~4時間半後~
耐え切った。ついにボスを倒した
仲間の姿はすでに見えない。攻撃に絶えられなかったんだろう
いや、家を出発した時点で姿がなかったような気もするが、単なる気のせいだろう
テレレテッテレー
ナツル125ccの普通自動2輪の免許を手に入れた
ナツルの経験値が+1になった
ナツルは嬉しさが+10になった
ナツルは不機嫌さが-50になった
だけど、俺はこの時点で何も気づいていなかったんだ
バスが1時間に1本しかなく、それが5分前に出発していたことに・・・
俺は時刻表を見て、それに気づいたんだ
ここは魔の巣窟だ・・・
相手は何もしてないのに、どんどんHPが削られていく。 こぇぇよ